おなら、我慢してませんか?
ちゃべこは20代の頃、あまりにもお腹が痛くて内科で診てもらった事がありました
触診でポンポン・・・ 溜まってますね~ガス・・・(゚Д゚;)
レントゲンで診てもガスがタンマリ溜まってました・・・
大腸の曲がってる所に袋だまり?みたいなのがあってそこにガスが溜まり膨らんでいたかったみたいです(;^_^A
恥ずかしいからとあまりため込まず適度に出していきましょ♪
そんなおならのびっくり雑学です
おならの正体
おならの多い時と少ない時、可愛らしい時や強烈な時などその時によって様々なおなら
一日どれくらいのおならをしているんでしょうか?
もちろん個人差があるので目安として・・・
実はおならは成人で1日に200~2000ml程度放出してると言われます
回数にすると平均約7~20回程度
2000mlの大きなペットボトルを想像すると…まあまあ出てますね
そもそもおならの正体は?
おなら成分
基本おならは無臭なのです
*食事などで一緒に飲み込んだ空気
*腸内細菌が食べ物を分解するときに出したガス
窒素・酸素・水素・二酸化炭素・メタンなど
これらの物質はほぼ無臭で全体の99%を占めます
残り1%ほどのある物質が臭いの原因になってます
その物質とは・・・
硫化水素・スカトール・インドール
硫化水素は温泉やたまごの腐った臭いと言えば想像つきますね
インドール・スカトールは ザ・うんちのにおい
けど濃度を変えると花のにおいと一緒なのです!!
オレンジやジャスミン、スミレなどに含まれる物質と一緒なので、香水や芳香剤に使われたりします
匂いと臭いは紙一重・・・不思議ですね
おならの取り扱い
おならは臭いだけではなく時には危険な場合もあるんです!
お風呂で・・・
湯船でおならした事ないですか?
子供の頃はタオルに空気を含ませ泡を作ったりして遊んでました
時にはおならで・・・
泡がぷくっと出てきて楽しかったのですが、今ではよくやってたなーと
と言うのも、おなら1回で数千~数万の大腸菌が同時に放出されるんです
お湯の中でおならをすると、放出された大腸菌が溶けておなら風呂に変身(>_<)
微量なので人体には影響はないとはいえ、あまり気持ちのいいことではないですね
これからはタオルに空気だけ含ませて遊ぶことにします(;^_^A
おなら火事
ドイツのラスドルフにある農場で90頭の牛が買われていました
この90頭の牛のおならが小屋中に充満していたところに静電気による引火で屋根が燃え上がるという火事がおこりました
牛一頭がケガを負う事故でしたがおならやゲップに含まれるメタンガスが原因だったそうです
ちなみに牛一頭で400Lものメタンガスを放出するそうですが、それが90頭ともなると3万6000L・・・
もの凄い量なので想像がつきませんが、すごく臭そう”(-“”-)”
おなら爆発
おなら爆発の事故は世界で十数件以上はあるそうです
その中の一つで1978年デンマークの青年が腹腔手術を受けていた際に起こった爆発でなくなってしまいました
執刀に使っていた電気メスによりお腹に溜まったガスに引火して爆発
体外に出るとすぐに拡散されて爆発までの威力は無くなるそうですが、腸内に溜まる事によって引き起こされた事故・・・悲しい出来事です
宇宙で爆発
無重力空間でのおなら問題は地上より重大です!
そもそもおならは空気と混じる事で拡散するのですが、宇宙では空気と混じり合うことが無いので一つのガスの固まりとして漂います
漂っているガスが顔面に当たる事を想像すると悶絶しちゃいますね
それよりもっと危険なのはそのガスが船内を漂い、電気系統から引火する恐れがあるという事!
それらの事から宇宙空間でのおならはトイレ以外は禁止されています!
100℃のおなら
なんと100℃にもなるおならをする虫がいるの知ってますか?
その名はミイデラゴミムシ
ミイデラゴミムシの体内には2つのタンクがあってれぞれにヒドロキノン・過酸化水素という液体が入っています
これを出口の近くで過酸化水素とヒドロキノンを化学反応させることで発生するベンゾキノンと水蒸気を一気に放出するんだそう
その時の温度が100℃、火傷するレベルですね
また目に入ると大変危険!
指や皮膚につくと皮膚のタンパク質が化学反応を起こして変色してしまいます
変色した部分は1週間はシミの様になって取れないそうです
ミイデラゴミムシは天敵・カエルに飲み込まれても大丈夫
消化される前にお腹の中でおならをして嘔吐させることで脱出するそうです
甲虫なのでもともと丈夫そうですが、それにしても生命力が凄いです!
子犬と散歩はカモフラージュ?
昔も公共の場や人前でおならをするのはご法度、とても恥ずかしい事だったのです
17世紀パリ、貴婦人たちは自身のおならをカモフラージュする為に子犬を連れていたそうです
そう、子犬がおならをしたと思わせたくて・・・
時にはテーブルの下に子犬を座らせたそうですよ
子犬にしたらたまったもんじゃありません”(-“”-)”
おならの身代わり
日本でも同じような事があるんです
けどパリのような子犬ではなく、身代わりになるのは人・人間です
これにはちゃんと屁負比丘尼(へおいびくに)という職業がありました
江戸時代はオナラを人前ですることは非常に下品な行為だったのでおならをしただけで放屁娘と言われお家騒動にも・・・
そこで比丘尼を雇い、万が一の時に身代わりする為、常に寄り添っていたそうです
家紋を傷つけたりお金持ちのお家になるほど大変そうですね
おならであいさつ
世界にはいろんな種族がありますが、その中でもマゾン熱帯雨林に居住しているヤノマミ族にとってはオナラがあいさつ代わりなんですって!
色々な考え方がありますが、おならでコミュニケーションはちょっと楽しそうです( *´艸`)
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