夏の暑い日はもちろん、一年中食べたくなる冷た~いアイスクリーム♪
小さな幸せを運んでくれるそんなアイスクリームに隠された真実・・・
知りたくないですか? ( *´艸`)
アイスクリームの秘密
4000年の歴史
アイスクリームの元を辿ると今より4000年以上も前になります
紀元前2000年頃の中国ではすでに家畜から搾乳したミルクを使い、今でいうシャーベット状のアイスミルクが作られていました
ミルク自体高級だったのでそのミルクで作るアイスミルクは皇帝のデザートとして出されていたとか・・・
イタリアに渡ったのは13世紀の1295年、マルコ・ポーロが中国を訪れた際、すでに街中で売られていたアイスミルクのレシピを持ち帰ったという一説があります
イタリアに渡ったアイスミルクはヨーロッパに広がり開発・発展を遂げ現在のアイスクリームとなっていきます
中国がアイスクリームの原点だったとは正直意外です! (#^^#)
日本のアイスクリン
今でも夜店などでみかけるアイスクリン
一口食べるとなんだか昔懐かしい味がします
日本人として初めて食べたのが幕府派遣の遣米使節団で、訪問先であるアメリカで食べたのが最初と言われています
メンバーたちはその美味しさにとても驚いたそうです
そんなアイスクリンが日本に登場するのが1869年・明治2年6月(旧暦)のお話です
その美味しさに魅了されたメンバーの一人・町田房蔵が横浜の馬車道で販売したアイスクリンが日本初となります
材料に生乳・卵黄・砂糖を使いこれらを混ぜ合わせて凍らせたシャーベットの様なものでした
販売当時、現在の価値で8,000円以上と超高級品!!
大正時代に入り、それまで高級品だったアイスクリームもレストランなどで一般の人も口にするようになります
大正中期には工場生産され各家庭でも食べれるようになり普及していきます
昭和に入ってアイスクリームはどんどん進化していき、技術が進むにつれカップアイス・アイスキャンデーなど、現在のアイスクリームの形となっていきました
今日でも日々進化を遂げ、新しいアイスクリームが誕生しています
この先どんなアイスが食べれるのか楽しみですね ( *´艸`)
アイスの違い
アイスは大きく3種類+1種類に分けられます
乳固形分 | 乳脂肪 | 特徴 | |
---|---|---|---|
アイスクリーム | 15%以上 | 8%以上 | クリーミー・濃厚 |
アイスミルク | 10%以上 | 3%以上 | 程よい口当たり・あっさり |
ラクトアイス | 3%以上 | ー | サッパリ |
種類別氷菓・・・乳固形分がほとんど入っていない シャーベットやかき氷など
3種の中でカロリーが高くなるのは意外とラクトアイス
植物性油脂が使われることが多いため比較的に高めなんですって
ソフトクリームと何が違う?
ソフトクリームとアイスクリーム
実は使う原料も作り方も大体同じ!
最大のポイントは出来上がりの温度なのです
ソフトクリームは機械でホイップさせ-5℃から-7℃程に冷凍された出来立てをいただきます
一方アイスクリームは-30℃以下で一気に固めます、もうカチカチですね・・・
店頭に並ぶ時は-18℃以下の環境で保管され、私たちが頂くことになります
カップアイスを食べる時、ふちから溶けていきませんか?
実はカチコチより少し溶けた方が美味しいんです
一番おいしいアイスの温度はー10℃
もうすでに溶けた状態に近いソフトクリームが美味しいのも納得ですね
そうそう、日本人になじみ深いソフトクリームとの呼び名は和製英語なんです
海外では「soft serve ice cream」・「soft serve」などと呼ばれる為、ソフトクリームでは伝わりません・・・
この呼び名を生み出したのがソフトクリームで有名なあの日世の創業者・田中譲治さんだそうです
日本人に馴染みやすく省略した呼び名は、今では日本中で愛されてますね♪
美味しいだけじゃない
冷たくて甘ーいアイスクリームは健康面で心配になる事ありませんか?
本当はその逆!
アイスクリームには色々と体に良いことがあるんです!
カルシウムたっぷり
アイスクリームにはミルクカルシウムがいっぱい!
ミルクカルシウムは消化吸収が良く、乳脂肪8%のアイスクリーム100gには一日に必要とされるカルシウム量を15%程補うことが出来るんです
子供はもちろん、骨粗しょう症対策として年配の方にも食べて頂きたいですね
バニリンはダイエットの味方
ダイエット中に甘いものが欲しくなったら、バニラのアイスクリームを食べてみて!
バニラビーンズにはバニリンという香り成分があり、これが肥満予防や食欲を抑えてリラックスさせてくれる効果がわかっています
これでダイエット中に甘い物・・・の罪悪感はすこーし薄れるかも・・・
そのほかにバニリンには媚薬効果があり、微量に含まれた男性ホルモンが男性や女性をドキドキさせる効果があるそうです(#^^#)
中世のヨーロッパ時代から貴族の間で料理に使用するなど大流行したそうですよ
いつの時代にもモテたい願望はあるんですね ( *´艸`)
アイスクリームあれこれ
アイスクリーム消費量
ランキングデーターはそれぞれあってその中の一つのデーターでは、世界で一番アイスクリームが好きな国はニュージーランドで年間の消費量は一人28.4Lほどの計算になるそうです!!
個人的にアメリカが多そうなイメージだったのでちょっと意外でした
ちなみに違うデーターで比べるのもなんですが・・・
そのデータでは日本は17位で年間で一人当たり6.5L、一位のニュージーランドに比べ約1/4程の量になります
アイスのコーンはコーンじゃない
アイスに使われるパリパリコーン、実はトウモロコシを使っていなんです
ちゃべこはすっかり誤解してました(;^_^A
英語でその形から円すいのCONE(コーン)と呼ばれることから・・・
ちょっと勘違いしやすい呼び方です
アイス賞味期限
アイスクリームはー18℃以下での冷凍保存という環境下では微生物は繁殖しません
お家の冷凍庫はー18℃以下という基準があるので頻繁に開け閉めしなければ品質劣化が少なく、かなりの長期保存が可能です
なのでJIS規格でアイスクリームに表記がされていない物が多いんです
まとめ
アイスには意外な魅力がたくさんありました
暑い季節はもちろん、寒い時期に食べるアイスも格別♪
カルシウムで骨を元気に、バニラでダイエット・香りは媚薬・・・
もう、アイスとは離れられない生活が始まります ( *´艸`)
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