シャキシャキ食感が魅力なみずみずしいレタスはサラダとして食べる機会が多いですが、冷蔵庫から取り出してみると切り口がピンク色に・・・って事ありませんか？
切り口や芯の部分が変色している事があるのはなぜ？
そのまま食べても大丈夫なのでしょうか？
レタスが赤くなるわけ
それはずばり！レタスに含まれる「ポリフェノール」が原因
このポリフェノールが空気中の酸素に反応して酸化する為なんです
特に鉄・鋼の包丁で切ると鉄とポリフェノールが反応して酸化が進みやすくなります
その為早く赤く変色してしまうのです
同じ包丁でもセラミック・ステンレス製などの場合でも切り口から変色するものの、鉄や鋼に対してゆっくり酸化していきます
手でちぎった場合でも同じで、ゆっくりと酸化し赤く変色していきます
それに赤く変色するのは切り口から外敵が入ってくるのを防ぐため、それだけレタスが新鮮で頑張っている証拠！
そう思うとなんだか愛おしくなってきませんか
食べても大丈夫？
体に害がある様なものでもないし、劣化しているという事ではありません
切り口が赤く酸化しているだけで安心して食べれます！
見た目やどうしても気になる場合は赤くなった部分を切り落とすか、ソースや調理をして食べるのはいかがですか？
※赤みを通り越して黒くなってきた場合はカビなどの原因も考えられるので、食べない方が安全だと思われます
少しもったいないですが、そんな時は廃棄してしまいましょう…
レタスが赤くなるのを防ぐ方法は？
食べても大丈夫だけどきれいな緑色のレタスを食べたいならなるべく変色しない方法で…
●切らずに外側からいちまいづつはがす
●鉄製の包丁を使わずステンレス・セラミック製等の包丁をつかう
レタス専用のナイフも市販されています
●レタスの細胞を壊さぬように繊維に沿って切る
●刃物を使わず手でちぎる
●酢水に浸す
ボウル等に水１ℓに酢大さじ１杯を加えてよく混ぜる
１分ほどレタスを浸してしっかり水切りする
※長時間浸すとレタスのビタミンＣが流れ出てしまうので短時間で！
レタスが長持ちする保存方法
１玉買うとなかなか食べきるのは難しい
そんな時はなるべく新鮮な状態を保って保存出来れ良いですよね
例えばこんな方法いかがですか？
●使い残しは芯をくりぬいて濡らしたキッチンペーパーを詰めてポリ袋かラップに包んで保管
※一番外側の粗い葉で包むのも良いそうです（我が家の葉物はこの方法です）
●切り口に小麦粉をかるくまぶしておく
※芯を薄く切り落とし、新しい芯の表面に小麦粉をまぶす方法もあります
●酢水に浸す
ボウル等に水１ℓに酢大さじ１杯を加えてよく混ぜる
１分ほどレタスを浸してしっかり水切りする
ポリ袋やチャック袋等に入れて保存
※長時間浸すとレタスのビタミンＣが流れ出てしまうので短時間で！
●レタスの芯につまようじをさす
レタスの芯には成長点というものがあります
つまようじを刺して成長点を破壊することで成長が止まるため鮮度を保てます
冷凍保存もオススメ
カットして水気をよく切りポリ袋やチャック袋に入れて冷凍保存
生で食べるには向かない方法ですが、スープ等に使用するのにはとっても便利です
すぐに使い切れない場合は、冷凍保存がおすすめです。カットして水気を切ったレタスをチャック付き保存袋に入れて冷凍庫へ
まとめ
シャキシャキとみずみずしいレタス
美味しくいただく為にちょっとした工夫や一手間で日持ちさせる事ができます
用途に合わせて活用していただけたらと思います
記事中の保存方法ではレタスは葉の外側から使用して約２～3週間保つことが出来るそうです
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