低糖質なうえにとってもヘルシーなおからパウダーはダイエットや腸活にピッタリ
その見た目からは想像できないくらい、たくさんのパワーを秘めています
その魅惑のおからパウダーとはどんなものなのでしょうか
そもそもおからとは…
豆腐を作る時に大豆から豆乳を絞った後の残った搾りかす
かすと言えど栄養が豊富で、今や健康食品として注目されています
おからに含まれる栄養素
豆乳や豆腐に豊富に含まれるたんぱく質や食物繊維、マグネシウム、カルシウム、ビタミンB2などの栄養素が多く含まれます
また三大栄養素である炭水化物・たんぱく質、脂質も含まれているのでとってもバランスの良い食材の一つです
その他には
●セルロース
セルロースは水に溶けにい不溶性の食物繊維です
水溶性は字の如く水に溶けて体内の水分と結合してゲル状になりますが、不溶性は水に溶けないので逆に水分を含み何倍にも膨らむので便のかさを増して腸を刺激し、排便を促してくれます
腸の掃除もしてくれるので大腸がん予防にもよいそうです
●イソフラボン
ポリフェノールの一種で強い抗酸化作用があることで注目されています
女性ホルモンに構造が似ていて体内で女性ホルモンと似た作用をすることから、骨粗しょう症予防やアンチエイジングに効果的です
●レシチン
レシチンを十分な量を摂ることで、精神の安定を促進し、集中力、記憶力、判断力が増大します。作業効果や学習効果の向上も期待できる優れた栄養素です記憶力向上やアルツハイマー型認知症の予防に効果があるという
●大豆サポニン
サポニンには強い抗酸化作用があり、脂質が酸化するのを抑えながらその代謝を促進する働きがあります
中性脂肪の吸収を抑制する効果もあり、生活習慣病などの予防を助けるためにも積極的に摂取したい栄養素のひとつです
おからパウダーは高カロリー？
おからパウダーはカロリーが高いと言われますが、生おからから水分を飛ばしているから…
おからパウダーは生のおからに比べて水分量が約１０分の１です
その分同じ重さに比べてると濃縮され、カロリーや栄養価も高くみえてしまいます
・生おからは100g当たり111kcal・水分は100g当たり75.5g
・乾燥おから100g当たり421kcal・水分は100g当たり7.1g
おからパウダーでは水分量が違い過ぎるので生おからでみてみると…
糖質を比べると約１６倍もの差があります
・生おからのカロリーは100gあたり111kcal、糖質は2.3g
・ごはんのカロリーは100gあたり168kcal、糖質は36.8g
おからはカロリー・糖質共にごはんに比べ低いですね
食物繊維の量は１００g中１１.５g
これは食物繊維が多く含まれているといわれるごぼうの約2倍です
おすすめな取り方
ダイエット効果を期待するなら食前・食間など空腹時に取り入れると、少量でも満腹感が得られるので効果的♪
●毎食５分前には大さじ1~2杯食べる
食事の３０分～１５分前に取り入れる事でお腹の中で膨らむので満腹感を得られやすくなります
遅くても食事の５分前に取り入れるようにする事で血糖値の上昇を防ぐ効果はあるそうです
●コップ１杯～２杯、たくさんのお水を飲む
おからパウダーを膨らませるには水分が必要
大さじ１～２杯程度のおからパウダーに対して、コップ１杯～２杯程のお水を取り入れましょう
●色んな食材と一緒に
おからパウダーだけ取り入れるのではなく、野菜・果物・肉・魚・発酵食品などバランス良く取り入れるようにしましょう
※発酵食品は色んな種類を取り入れる事で相乗効果が期待できます
ラーメンなどの塩分量の多い汁物や揚げ物におからパウダーを使うと、塩分を含んだつゆを吸ったり、過剰に油を摂取してしまうので注意が必要です
おからヨーグルトで簡単ダイエット！
おからヨーグルトの作り方はとっても簡単！！！
おからパウダー大さじ２
無糖ヨーグルト大さじ８
ヨーグルトの乳酸菌とおからの食物繊維の組み合わせる事で、短鎖脂肪酸を増やす効果も期待できます
天然のやせ菌と言われる短鎖脂肪酸が多いと、糖や脂肪が脂肪細胞に取り込まれにくくなるそうです
まとめ
おからパウダーは栄養豊富なうえに低カロリー・低糖質とダイエットや健康にとっても良い食品です
水分を飛ばしたおからパウダーは日持ちがするし常備しやすいので気軽に楽しめます
ただ取り過ぎ・おからパウダーだけに頼るなどはよくありません
日々の食事はバランスよく、上手に活用してみてください
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