ヨーグルトは好きですか?
今ではプレーンタイプから加糖タイプ・フルーツが入っていたりと数多くのヨーグルトが店頭に並んでいます
どれも同じに見えますが製品によって菌の種類が違う為、人によっては乳酸菌やビフィズス菌の効果を生かしきれない場合も・・・
ヨーグルトには腸内環境を整えてくれたりとすばらしい効果が期待できるんです
ヨーグルトのはじまり
ヨーグルトのはじまりははるか昔、紀元前5000年程前の東地中海からとされています
牛やヤギ・羊を家畜して、そのミルクが食糧として利用されるようになった頃です
飲み残したミルクに自然界の乳酸菌によって発酵してできた固まりがヨーグルトやフレッシュチーズの原型です
酸味のある飲み物としても美味しく、日持ちもする事からその土地特有の発展を遂げ現在のヨーグルトとなっていきます
ヨーグルトとは?
ヨーグルトという呼び名は古代トルコ語が語源といわれています
古代トルコの 乳からつくった酸っぱい発酵乳(ユーグルト) という意味です
フランスの科学者パスツールの研究により、乳酸菌などの微生物の生態が少しずつ明らかになります
昔からブルガリア南部は長寿の方が多い土地でした
ヨーグルトを取り入れた生活に着目したイリヤ博士はヨーグルトと長寿の関係について研究を始めます
1908年にロシアの生物学者イリヤ・メチニコフ(後にノーベル賞を受賞)が発表した「ヨーグルトによる長寿説」により世界的に広く知られるようになります
ブルガリアヨーグルトが有名なのはメチニコフ博士のお陰なんですね
5月15日はヨーグルトの日
乳酸菌のすばらしさを広めノーベル賞を受賞した功績を称えイリヤ・メチニコフ博士の誕生日をヨーグルトの日としています
ヨーグルトのうわさ
美容と健康にヨーグルトを!
よく聞くフレーズですが、実際はどうなんでしょうか・・・
ヨーグルトの栄養
ヨーグルトは栄養バランスがとても優れた食品!
*腸内環境を改善する乳酸菌
*皮膚を作る良質なたんぱく質
*肌の新陳代謝に欠かせないビタミンA・B2 etc.
肌の水分量や油分量が増え、女性には嬉しい健康なお肌を作るために必要な栄養素が盛りだくさん♪
食べて直ぐにという訳ではないので毎日摂取する事が大切です
自分に合った乳酸菌は?
健康にいいヨーグルトならどれでもいいって訳ではないんです!
その人によって必要な乳酸菌の種類が違うので、自分に合う乳酸菌を見つける事でより乳酸菌からの恩恵を受けることが出来ます
ではどうやって自分に合う乳酸菌を見つけたらよいのでしょうか?
今では様々なヨーグルトが店頭に並んでいますが、最初は気に入ったヨーグルトを選んでください
それを一日200g~300g程度を目安に毎日食後に2週間続けて食べてみてください
体調や便通が良くなってきた場合は自分に合っている乳酸菌をうまく取り入れられています
あまり実感がない時は違うヨーグルトを試してみてくださいね
美味しく毎日続ける事が大切なので、あまり神経質にならずに自分の好みの味や風味をも合わせて選んでみるのも(#^^#)
乳酸菌サプリは?
乳酸菌サプリメントやヨーグルトなどは腸に届くことによって効果が期待できます
食品として食べるヨーグルトなどは食事やデザート感覚で美味しく味わいながら取り入れられるのも魅力♪
しかしサプリメントは常備しやすく、いつでも手軽に取り入れられるメリットがあります
サプリメントもヨーグルト同様、様々な種類の乳酸菌があるので継続して飲み続ける事が大切です
ビフィズス菌と乳酸菌
同じようでもビフィズス菌と乳酸菌は違います!
乳酸菌は糖を分解して乳酸をつくり出す菌の総称で、自然界に広く生息しています
ビフィズス菌は主にヒトや動物の腸の中にすんでいて、糖から乳酸だけでなく殺菌力の強い酢酸もつくり出します
このように実はまったく別の種類なのです!
ビフィズス菌の力
シカゴ大学の論文ではマウスの実験でヨーグルトに含まれるビフィズス菌を摂取する事でがん細胞を死滅させるリンパ球が活性化し、がん細胞の成長を抑制すると発表されました
腸内環境ががん治療に影響すると考えられます
免疫力を高め感染防御、発ガン抑制、花粉症などアレルギー症状の改善など様々な効果も期待できます
整腸作用により、便秘の改善や下痢の発生を抑制し改善していくなど嬉しい働きも♪
ビフィズス菌といっても1種類ではなく、ヒトにすんでいるものだけで約10種類!
一人一人すすんでいる菌の種類は違うので自分に合った菌を上手に取り入れましょう
ヨーグルトにはビフィズス菌が必ず入っている訳ではありません!
普通のヨーグルトは乳酸菌だけで発酵させていてる事が多いのです
ビフィズス菌はとってもデリケートで酸や酵素に弱いため製品として利用するのが難しいため・・・
しかし同じヨーグルトなら整腸作用などの効果を期待できるビフィズス菌入りを取り入れる方がいいですね
取り入れ方
朝はヨーグルトだけといっていきなりヨーグルトを食べるのは凄く勿体ないんです!
ビフィズス菌や乳酸菌は胃酸に弱いので空腹時に食べるとせっかくの乳酸菌が胃酸にやっつけられてしまいます(>_<)
なので食後の胃酸が弱っている状態で食べる方が効率よく取り入れる事が出来ます
またよく食べるので大きなパックで少しづつ・・・って方も多いのでは?
というのも乳酸菌やビフィズス菌は空気に触れると活性する力が弱くなる為、一度封を開けたヨーグルトなどは食べきるのが理想的です
一回の量が多くなるので小さなパックを都度食べる方が元気な乳酸菌を摂取出来ますよ♪
毎日ヨーグルトを食べるにしても毎回プレーンヨーグルトでは飽きちゃいますよね
そんな時は食物繊維の豊富なキウイやリンゴ・バナナやはちみつ・きな粉などに含まれるオリゴ糖はヨーグルトと相性ばっちりです
一緒に取り入れる事で乳酸菌パワーもUPします
同じはちみつでも人気のマヌカハニーはヨーグルトに加えると乳酸菌を半分以上減らしてしまうそうです
体に良い食品も相性があるんですね
ヨーグルトは冷たいまま食べるのが一番ですが、寒い冬などは人肌程度であれば温めても大丈夫♪
人肌程度の40℃前後だとビフィズス菌は活発に生きているので電子レンジで少し加熱したり、温かい料理の仕上げに活用できます
乳酸菌は60℃以上の高温になると約30分で死滅してしまいます
100℃近くになると数秒で・・・死滅します・・・
とはいえ死滅した乳酸菌は善玉菌としては活躍できないものの、体に良い働きをしてくれるんです!
善玉菌のエサとなり免疫力を調整する効果を期待出来たり、腸内の老廃物や悪玉菌をくっつけて体の外出す働きもあります
また凍らせても乳酸菌・ビフィズス菌は死にません!
暑い日には凍らせてアイス代わりに食べると美味しい&ヘルシーです♪
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